エムスカルプトは高密度焦点式電磁(HIFEM/ハイフェム)技術を用いて、筋肉を非侵襲的に鍛えることができる世界初の治療器です。エムスカルプトの導入により、体の形状改善および痩身を目的とした施術では骨格筋からのアプローチが可能になり、美容医療における新しいコンセプトが誕生しました。従来の機器と違って、筋肉の運動を行うことで、脂肪減少の効果、さらに対象部位における外見の変化をもたらす代表的な製品となっています。

ハイフェムは体内に電気や熱を照射せず、体の表面から組織の深部まで強力な筋収縮を引き起こす安全な技術です。1回30分の施術では、約2万回の筋収縮が得られます。結果は1回目の施術から改善し続けますが、ピークは4回目の治療から約1カ月後に期待できます。学術論文で発表された臨床データによると、平均で19%の脂肪減少と16%の筋肉増加が確認されました1,2,3。また、1年後のフォローアップでは結果の持続性が実証されています

メカニズム

エムスカルプト独自の技術である高密度焦点式電磁(ハイフェム)はMRIに等しい約1.8テスラの強力な電磁を利用しています。ハイフェムエネルギーの照射により、運動ニューロンが活性化することで筋肉組織における強力な収縮が誘発されます。このように随意運動では達成できない強度および頻度で繰り返される筋肉の運動により、1回の収縮が終わる前に次の収縮が始まります。この現象を超極大筋収縮と呼びます。

筋肉トレーニングでは負荷と繰り返し回数を定期的に変えることが重要です。エムスカルプトもプロが行うトレーニングと同じように、刺激のパターンを切り替えながら筋肉の強化を目指しています。そのため、各部位に特化した治療プロトコルでは、目標部位ごとに最適な効果が得られる照射パターンがプログラミングされています。エムスカルプト治療中の照射パターンは大きく3種類に分類されます。

各治療プロトコルでは3つのフェーズがあります。フェーズによって刺激パターンおよび筋肉反応が変わります。各フェーズの主な効果が以下になります。治療中、フェーズは自動的に切り替わります。1回の施術で、全フェーズが数回繰り返されます。

2つの組織における治療効果

2つの組織における
治療効果

筋肉

照射されているエネルギーは1回の治療につき約2万回の筋収縮を誘発し、通常の自発的な筋肉トレーニングでは到達できない、超極大筋収縮が発生します。ハイフェムはアプリケーターから皮下7㎝までの筋肉群を幅広く効率的に鍛えられます。超極大筋収縮のような極度の状態に対して、筋組織は強制的に適応しようと激しい運動の感覚を引き起こします。結果、筋肉では内部構造の深部を再構築する筋原線維の成長(筋肥大)と、新しい筋線維の生成(筋過形成)プロセスが開始され、筋肉の密度および体積が増加します

脂肪

ハイフェムにより誘発された超極大筋収縮は、脂肪細胞の代謝反応を活性化させ、脂肪分解を誘発します。強力な筋収縮の結果、筋肉のエネルギー需要が急速に上昇します。この需要に反応した脂肪細胞では、トリアシルグリセロールが分解され、血液中に遊離脂肪酸(FFA)を放出し始めます。通常、遊離脂肪酸はエネルギー源として消費されます。しかし、超極大筋収縮による急速なエネルギー需要の上昇の結果、FFAが細胞内に過剰に蓄積することで、脂肪細胞の機能障害が起こります6。こういった正常に機能していない脂肪細胞はプログラム細胞死(アポトーシス)を引き起こします。脂肪細胞は分解後、数週間にわたって安全に体外へ排出されます。

エムスカルプトの対象部位

臀部

腹部

二頭筋

三頭筋

脹脛

エムスカルプトの対象部位

エムスカルプトの
対象部位

臀部

腹部

二頭筋

三頭筋

脹脛

エムスカルプトのメリット(要点)

エムスカルプトの
メリット(要点)

  • 筋肉と脂肪へ同時にアプローチ
  • 脂肪19%ダウン、筋肉16%アップ
    (臨床データによる平均結果)
  • 15本以上の学術論文による立証
  • 非侵襲的な治療
  • 腹部、臀部、二の腕、脹脛に適応
  • 組織の加熱または冷却がないことに
    よる高い安全性
  • 所要時間は部位によって20~30分
    (通常1~2週間隔で4回の治療を実施)
  • 電気や熱を照射しない安全な治療法
  • 運動ニューロンにのみ作用し、皮膚への
    影響は一切なし
  • 痛みやダウンタイムなし
  • USPTO(米国特許商標庁)による18個の
    特許取得済み

エムスカルプト治療に適している患者様

エムスカルプト治療に
適している患者様

  • BMI30以下の方
  • やせ型体型を含む様々な体型の方
  • たるんだ腹筋の強化をしたい方
  • 姿勢の全体的な改善を考えている方
  • 筋肉のコンディショニング、
    筋肉量を増やしたい方
  • 痩せにくい部位の僅かに気になる
    皮下脂肪をなくしたい方
  • 筋トレ効果を向上したい方
  • トレーニングを行わずに筋肉を鍛えたい方
  • ヒップアップを考えている方

参考文献

1) Katz B, Bard R, Goldfarb R, et al. Ultrasound Assessment of Subcutaneous Abdominal Fat Thickness After Treatments with a High-Intensity Focused Electromagnetic Field Device: A Multicenter Study. Dermatol Surg 2019;00:1–7. 

2) Kinney BM, Lozanova P. High Intensity Focused Electromagnetic Therapy Evaluated by Magnetic Resonance Imaging: Safety and Efficacy Study of a Dual Tissue Effect Based Non-Invasive Abdominal Body Shaping. Lasers Surg Med. 2019 Jan;51(1):40-46.

3) Kinney BM, Kent DE. MRI and CT Assessment of Abdominal Tissue Composition in Patients After High-Intensity Focused Electromagnetic Therapy Treatments: One-Year Follow-Up. Aesthet Surg J. 2020 Nov 19;40(12):NP686-NP693.

4) Kent DE, Jacob CI. Simultaneous Changes in Abdominal Adipose and Muscle Tissues Following Treatments by High-Intensity Focused Electromagnetic (HIFEM) Technology-Based Device: Computed Tomography Evaluation. J Drugs Dermatol. 2019 Nov 1;18(11):1098-1102.

5) Duncan D., Dinev, I. Noninvasive Induction of Muscle Fiber Hypertrophy and Hyperplasia: Effects of High-Intensity Focused Electromagnetic Field Evaluated in an In-Vivo Porcine Model: A Pilot Study. Aesthet Surg J. 2020 Apr 14;40(5):568-574.

6) Halaas Y, Bernardy J. Mechanism of nonthermal induction of apoptosis by high‐intensity focused electromagnetic procedure: Biochemical investigation in a porcine model. J Cosmet Dermatol. 2020;19:605–611.

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